成功事例

髪質改善は酸熱トリートメントだけではない!ラフな動きのあるヘアスタイルを作れる「ケア」としての髪質改善メニューを紹介(カラー編)

美容界のトレンドワードにもなっている「髪質改善」。Instagramなどでは、これまでのトリートメントや酸熱トリートメントによる「ツヤ髪」がトレンドになっています。これらのトリートメントは「ツヤ」が出るものの、髪の毛1本1本に皮膜をする分、重さが生まれトップがぺちゃんとなり、動きのあるヘアスタイルが作りづらくなるのが現状ー

そんな問題を解決できるのが「PAMYROL ケアメニュー」

「PAMYROL ケアメニュー」はトリートメントには出せない「ヘルシーなツヤと軽さ」を表現することができます。

そのヘルシーなツヤと軽さを生み出す秘密は「PAMYROL ケアメニュー」の「洗う」「守る」「健康」の3つの特長にあります。

「洗う」ー バブルレスのシャンプーが薬液やシリコンを蓄積させることなく洗い流すことができます。髪をニュートラル(素髪)にすることで、軽さを実現します。

「守る」ー ヘアカラーやパーマなどの薬剤のダメージを軽減し、頭皮のピリつきやコーミングストレスを解消します。

「健康」ー 配合された保湿成分が新陳代謝に必要な水分を髪と頭皮に蓄えて健康を保ちます。

この3つの特長からトリートメント特有の皮膜を貼ることなく「ヘルシーなツヤと軽さ」を生み出し、動きのあるヘアスタイルを作ることができます。

今回はトリートメントには出せない「ヘルシーなツヤと軽さ」を表現できる”ケア”としての髪質改善を謳い、光文社の雑誌「JJ」の特集「素敵なサロンで今の自分よりワンランクアップ」にも掲載された(株)サンズクリエイト代表の三島さんに”ケア”としての髪質改善を紹介してもらいました。

三島 一浩 / Kazuhiro Mishima

(株)サンズクリエイト代表。1985年生まれ。福岡県出身。麻生美容専門学校卒業後、大手サロンを経て、Salon de CLEA に入店。2017年に前代表の佐藤氏よりサロンを引き継ぐ。「PAMYROL ケアメニュー」を主軸とした「髪質改善サロン」が人気を呼び、ホットペッパービューティ大森エリア第1位を獲得。雑誌「JJ」の「素敵なサロンで今の自分よりもワンランクアップ」に掲載される。2022年に法人化となり、(株)サンズクリエイト代表に就任。現在は4名のスタッフと共に激戦区の大森駅前で活躍中。

「トリートメント」と「ケア」

ー今の美容界のトリートメント市場をどのように見ていますか?

三島:Instagramなどを見ると、今の美容界では大手2社くらいのケラチンなどによるタンパク質系のトリートメントに加え、「髪質改善」の代名詞でもある酸熱トリートメントが主流だと思います。ツヤのある髪の毛は現代女性が求めるもの。Salon de CLEA でもツヤのある髪を求めて毎月たくさんの新規の方がいらっしゃいます。「ツヤ」はヘアスタイルで重要な要素だと捉えています。

ーSalon de CLEA さんの「髪質改善」は今の主流のトリートメントとは少し違います。

三島:はい。今市場にあるトリートメントと酸熱トリートメントは毛髪内部のアプローチが多少違えど、キューティクル保護を目的とした皮膜形成という点では、お客様からみてさほど大きな違いはないと思っています。確かに毛髪内部のダメージホールをタンパク質成分等で補充すると髪の毛1本1本が強くはなりますが、その1本1本が皮膜されていく分、「重さ」が発生してしまいます。これでは自由な動きのあるスタイルを作ることが難しくなってしまいます。

それに対して「PAMYROL ケアメニュー」は髪に天然保湿成分を蓄えさせることで、髪に皮膜することなく、「重たいツヤ」ではない、水分バランスの取れた「ヘルシーなツヤ」を生み出すことができ、皮膜分の重さが発生しない「軽さ」のある手ぐしが通るようなラフなスタイルをつくり出すことができます。

皮膜しないのでヘルシーなツヤと軽さを表現できる

僕のお店には40代アクティブで大人のおしゃれを楽しみたい方が多く来店されます。この年代の女性が持つ代表的な髪の悩みは、度重なるヘアカラーによるダメージと、くせ毛やうねり、パサつきなどのエイジング毛です。これらの髪のダメージホールをトリートメントで埋めるという解決方法も一理ありますが、「光沢感の強いツヤ」はこの年代の方だとお洋服やメイクとあまり合っていない感じがします。

その点で、その年代の方の”らしさ”をヘアスタイルで表現するには、光沢感の強いトリートメントのツヤよりも、「PAMYROL ケアメニュー」による「ヘルシーなツヤと軽さ」が合っていると思います。Salon de CLEA ではトリートメントメニューは3割、「PAMYROLケアメニュー」は7割となっています。

PAMYROL ケアメニュー

ークレアさんの「PAMYROLケアメニュー」の使用商品と工程を教えてください。

三島:各工程で以下の商品を目的別に使用しています。

アクアヴェルデマルチプルウォーター、ヘアートニックエキストラクト、アクアヴェルデトリートメントの「プレ処理」でヘアカラーのアルカリによるダメージを軽減して、アクアヴェルデマルチプルシャンプー、レギュラーシャンプーで髪の毛をニュートラル(素髪)にします。

「PAMYROLケアメニュー」がトリートメントと大きく違うところは2つあります。ヘアカラー前の「プレ処理」とヘアカラー塗布後の「シャンプー」です。

「トリートメント」はヘアカラー後にアルカリによって生じたダメージホールをケラチンなどのタンパク質成分で埋め、それが流れ落ちないように髪の毛に皮膜していく作業を行います。それに対し「PAMYROLケアメニュー」は、へアカラーによる頭皮と髪のダメージを「プレ処理」をすることで軽減していきます。そしてバブルレスのシャンプーで皮膜することなく髪をニュートラル(素髪)にして軽さを生み出していき、ヘルシーなツヤと軽さを表現していきます。

この一連の工程が「ヘルシーなツヤと軽さ」を表現し、「PAMYROL ケアメニュー」を形づくっています。今回は実際にモデルさんを使って実演していきます。

※同じ内容をYouTubeにアップしています。付け方や塗布量など動画を見ながら参考にしてください。

カウンセリング

(動画 1:42〜)

ーまずはカウンセリングからお願いします。

三島:今回のモデルさんは「明るめのカラー」がご希望です。髪の悩みは「パサついて広がる」こと。度重なるヘアカラーでダメージを繰り返し、パサつきを抑えるためシリコン入りのシャンプー、トリートメントを使用し、スタイリングはヘアオイルやミルクを使用しています。毛髪に層をなしてシリコンやキューティクル保護成分を皮膜することから、広がりを収めきれず、それをアイロンで抑えるようにしています。

度重なるヘアカラーで「パサついて広がる」ことが悩み

この状態でヘアカラーをすると、さらに毛髪にアルカリダメージが蓄積していきます。いわゆる髪のダメージの負のループに陥っているという状況ですね。多くの女性がこのようなお悩みを抱えていると思います。

モデルさんは本当は髪を伸ばしたいのですが、毎回断念して傷んだ部分をカットするそうです。今回も切ったばかりのようですね。でもヘアカラーは明るい色を楽しみたい。通常はヘアカラーにトリートメントでアプローチをするのが一般的だと思いますが、今回は「PAMYROLケアメニュー」のケアアプローチでモデルさんの「傷めずに明るいカラーをしたい」という願いを叶えていきたいと思います。

「プレ処理」Step.1 アクアヴェルデマルチプルウォーター塗布

(動画 3:16〜)

三島:まず「プレ処理」の一番目はアクアヴェルデマルチプルウォーターで、保湿効果を高めアルカリのダメージを軽減していきます。アクアヴェルデマルチプルウォーターは保湿効果が高いことに加え、その後に使う「ヘアートニックエキストラクト」の浸透を促進します。

塗布のポイントは満遍なくつけることと、つけ過ぎないことです。

満遍なくつけていきますが、つけ過ぎないことがポイント

また湿度が高いとき、つけ過ぎると髪の毛の水分量が増え、重たくなるので注意が必要です。つけたら全体を馴染ませます。手で馴染ませるのが難しい場合はコーミングすると良いと思います。

「プレ処理」Step.2 ヘアートニックエキストラクト塗布

(動画 : 5:55〜)

三島:「プレ処理」の2番目は、ヘアートニックエキストラクトです。

頭皮の代謝をサポートし、頭皮と髪をすこやかに保ちます。また、頭皮や髪についている余分な皮脂や皮膜を浮かせる働きがあり、豊富に配合された天然保湿成分がヘルシーなツヤへと導きます。

ここでもつけ過ぎないことがポイントです。ヘアートニックが床に滴り落ちない程度に塗布をします。モデルさんはショートなので、毛先は2〜3プッシュ程度つけます。ロングの場合はもっとつけます。

満遍なく塗布した後はよく髪の毛を揉み込み、ヘアートニックを満遍なく行きわたらせるようにします。

アクアヴェルデウォーター、ヘアートニックをつけた後はこのような感じになります。

「プレ処理」Step.3 マッサージ

(動画:9:10〜)

「プレ処理」の3番目は、先につけたウォーターとヘアートニックがよく吸収するようにマッサージを行います。

マッサージは指先に力を入れずにゆっくり行います。(※具体的なマッサージスキルの詳細については各営業担当者にお問い合わせください。)

「プレ処理」Step.4 アクアヴェルデトリートメント

(動画 9 : 53 〜)

「プレ処理」の4番目はアクアヴェルデトリートメントで、ヘアカラーのダメージから頭皮と髪を保護する働きがあります。

クレアではアクアヴェルデトリートメントは水と1:1で割ったものを使用しています。割らずにそのまま使うとリタッチが浮いたり、明るいカラーの場合は発色に影響があったりします。スタッフ全員が使いますので予め3日分程を用意しています。

つける順番は頭皮から髪全体。うっすら全体に満遍なくつけることがポイントです。根元につけ過ぎるとリタッチの時にカラー剤が浮いたり、髪につけ過ぎると発色に影響があったり、色ムラになることがあります。

最後に全体を馴染ませ、コーミングして毛先まで行き渡らせます。

「プレ処理」Step.5 マッサージ2回目

(動画 17 : 14 〜)

トリートメントをつけたら、2回目のマッサージを行います。

ここでもしっかりとマッサージをして頭皮、髪へ吸収させていきます。 Step.1〜5の「プレ処理」を15分で行います。スタッフ全員タイムを図るように徹底しています。

ヘアカラー塗布

(動画 18: 27〜 )

ここからヘアカラーを塗布していきます。「プレ処理」後、髪はハーフウェットの状態なので、スピーディーにカラーを塗ることができます。アクアヴェルデウォーターとヘアートニックが滴る状態だと毛髪内に水分が膨潤するため、酸化染毛剤が反応しづらくなります。グレーカラーは問題ないのですが、ファッションカラーの場合だと発色に影響が出てしまいますので、Setp.1〜5の「プレ処理」をしっかり行う必要があります。

ヘアカラー塗布でのポイントは、お薬はたっぷり塗ることです。「プレ処理」で、一定の水分を含んでいるのでヘアカラーが塗りやすくなっています。塗りやすくなるので、ついついお薬の量が少なくなりがちです。量が少ないと発色に影響があるので、普段のドライヘアーで塗るのと同じ量のお薬を塗っていきます。

ハーフウェットのメリットはコーミングストレスを解消できることです。ドライだと引っ張られて痛かったりしますが、それがないのでお客様の負担もありません。またトリートメントによって薬液のダメージから頭皮を保護できるので、アルカリによる頭皮のピリつきがありません。11レベルでアルカリが濃いのですが、今回もピリつきはありませんでした。

下画像がカラーの塗り終わりです。ヘアカラーはたっぷりと塗ることがポイントです。Step.1〜5の「プレ処理」とヘアカラー塗布までを30分で行います。クレアでは全体で2時間で仕上がるようにしています。

シャンプー

(動画 28:53〜)

ヘアカラーを乳化・お流しした後のシャンプーですが、クレアでは 普段、 1シャン目に汚れやアルカリの残留を除去できるようにアクアヴェルデマルチプルシャンプーを使い、2シャン目にふんわりソフトに仕上がるようにレギュラーシャンプーを使います。今回のモデルさんは「プレ処理」をしっかり行えたので、1シャン目・2シャン目ともにレギュラーシャンプーを使いました。

クレアではシャンプーは泡立てポンプを使います。まず8プッシュ使って、頭皮と髪に馴染ませながらしっかり洗っていきます。

シャンプーを洗い流すと、汚れがしっかり落ちきった合図として髪の毛が「キュッキュッ」となります。これが髪の毛がニュートラル(素髪)になった合図です。これは髪の毛についていたシリコンだったり、蓄積している汚れがキレイに落ちた状態です。「プレ処理」がしっかりできていれば、「キュッキュッ」となります。Step.1〜5の「プレ処理」をしっかりやることがポイントです。

トリートメント

(動画 : 32: 09 )

トリートメントは「プレ処理」で使用したのと同じものを使います。下の画像のようにたっぷりめに頭皮から毛先までしっかりつけ、髪の毛が柔らかくなるまで揉み込みます。

トリートメントを馴染ませたら、浸透するようにホットタオルで30秒~1分加温して流します。

流した後、タオルドライをする前に頭皮と髪の乾燥を防ぐために「洗い流さないトリートメント」として使います。量は小豆ひとつ分くらい使用します。傷んでいる毛先を中心に、中間、根元、最後は頭皮にも馴染ませてタオルドライをします。

コームを使うとスッと通ります。とても良い手触りです。パミロールのシャンプーはしっかり洗えて髪をニュートラル(素髪)にすることができるのでトリートメントの浸透効果を高めてくれます。

ドライ&ブロー

(動画 : 39:05〜)

ブローしなくても乾かしただけでかなりのツヤが出ます。髪の毛の水分バランスを一番良い状態にすれば、ヘルシーなツヤと軽さが生まれます。アクアヴェルデトリートメントの良いところは、被膜しないのでシャンプーでキレイに洗い流せることです。またニュートラル(素髪)の状態を作ることができるので、髪の毛をコントロールしやすくセットもしやすい。どうしてもシリコン系のトリートメントだと毎日少しずつ残留するので重たい質感になりがちです。パミロールの場合はそれが一切ありません。

ドライだけでもかなりのツヤ

スタイリング

(動画 : 40:27〜)

仕上げはスタイリングオイルを使用しました。自然由来の成分で手につけても大丈夫な軽いオイルです。ボブなのでキレイに面が出るようにつけました。

「PAMYROL ケアメニュー」はヘルシーなツヤと軽さを表現できます。

このようなPAMYROL ケアでヘアカラーをすれば、モデルさんのようにダメージホールを被膜系のトリートメントで埋めて、ホームケアで皮膜の蓄積を続けるような必要はありません。クレアでもロングで傷んだお客様には2年間くらいのスパンで提案し、ヘルシーでツヤのある髪にしています。

これがクレアがお客様に推奨している「髪質改善 PAMYROL ケアメニュー」です。髪の悩みに寄り添えるケアメニューでほとんどのお客様にご支持をいただいています。

プライシング

ー最後に価格設定をお聞きしてもよいですか?

三島:価格はサロンさんそれぞれだと思いますが、クレアでは「PAMYROL ケアメニュー」単品価格が¥4,180(シャンプー込み・ブロー別)で、カットとセットになるとカットが10%off、ケアメニューが20%offで、カラー、パーマもセットになるとカットが10%off、カラー・パーマが20%off、ケアメニューが20%offとなっています。

クレアでは、ホットペパービューティでは「PAMYROLケアメニュー」は「髪質改善ヘアエステ」とネーミングしています。

PAMYROL ケアメニュー+カット
PAMYROL ケアメニュー+カット+カラー
PAMYROLケアメニュー+カット+パーマ

ヘルシーなツヤのあるスタイル写真をアップして集客に良い結果も出ています。

PAMYROL ケアメニューを使って集客効果を上げる記事もあわせてご覧ください。↓

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ー三島さん、ありがとうございました。

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