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集客はSERPsを知ることから

こんにちは。PAMYROL Salon 担当者の青柳です。

最近ではサロン様と一緒に集客に取り組む機会が増えてきました。まだまだ手探りな部分もありますが、確実に成果が上がってきているので、これからもコツコツ作業を継続していき、できることを拡張していきたいと思います。

今回は「集客は何から始めるべきなのか?」

それはまずSERPs(サープス)を知ることから始めたら良いと思います。今回はSERPsについて少しブログを書こうと思います。

今はスマホの時代。ネット予約が普及しつつあるなか、焦って何も分からずにSNS代行会社に依頼してしまったり、よく分からずホームページ業者に依頼してしまうシーンをよく見かけます。全く成果が出ないわけではないと思いますが、期待しているほどは成果が出ないケースがほとんどだと思います。

なので僕がまず集客の相談を受ける時は、「ユーザーはどうやってサロンを探しているのか?」を一緒に考えることから始めています。いろんな調査会社がどのように美容室を探しているのかアンケートを取ったりしていますが、基本的には2つだと思います。

・Google

・SNS

一つはGoogle。検索で美容室を探す人がほとんだと思います。「私Googleじゃなく、Yahoo!!で検索しています!」という人もいると思いますが、Yahoo!も実はGoogleの検索エンジンを使っているので、実際のところGoogleを使っているということになります。もし自社のホームページにGoogleアナリティクスを設定していたら、参照元メディアを確認するとほとんどの人がGoogleを使ってアクセスしていることがわかると思います。

もう一つはSNS。Instagramはもはやサロン情報を発信する上で欠かせないメディアになってきました。最近ではZ世代を中心にTikTokのユーザーが増え、美容室でも発信するサロンさんが増えてきています。SNSからの検索流入もGoogleアナリティクスで分かったりします。

GoogleとSNS。この2つがユーザーがサロンを探すメジャーツールです。

ただ最初に集客を取り組む上で、「まずは結果の出やすいものから始めること」がいいんじゃないかなと思います。SNSは無料で手軽に始めることはできますが、集客まで紐付けるまでにはかなりの積み上げ作業が必要になります。一生懸命やっても期待するほどの効果があるかというと少し難しい気がします。

なので、まずはSERPs(サープス)を知り、結果の出やすいメディアを選択し、作業を開始すればよいと思います。

SERPs(サープス)とはSearch Engine Result Pages の略で検索エンジンの検索結果を表示するページのことです。

例えば「恵比寿 美容室」と検索する人は恵比寿で美容室を探している人ですよね。このキーワードでGoogle検索してみると

のような検索結果ページが表示されます。これがSERPsの画面です。

検索結果上部には店名とその位置を示す地図が掲載され、その下には約10コのコンテンツが表示されます。これがSERPsの画面です。ちなみにこのような地図とコンテンツが一緒に表示される検索結果は「地域名 美容室」などの場所を入力した検索でこれを「ローカル検索」ともいいます。美容室のような店舗ビジネスではローカル検索を使われる場合がほとんどです。

集客効果を得るには上部の店名とマップ、下のコンテンツで上位表示することができれば、望んだ集客ができると思います。マップで上位表示する対策のことをMEO対策といい、下のコンテンツで上位表示する対策のことをSEO対策といいます。

MEO対策とSEO対策。この2つが集客を最速で結果を出す方法だと思います。実際にやってみてそうでした。MEO対策とSEO対策のやり方は

・MEO対策:Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の作り込み

・SEO対策:ポータルサイトのページの作り込み

Googleビジネスプロフィールは誰でも無料で簡単に始められるGoogleのサービスです。以前はGoogleマイビジネスという名称でしたが、最近名前がビジネスプロフィールに変わりました。上位表示できれば、無料なのに結構な集客効果があるサービスなので活用しない手はないです。

Googleビジネスプロフィールについては、先日富山のTipsさんに取材させて頂きましたので成功事例のコーナーで近日中に紹介したいと思います。Tipsさんは「富山 美容室」でトップ表示されています。すごいですね。

もう一つ、SEOで表示するには、ポータルサイトを使うことをお勧めします。

ポータルサイトとはネットの玄関の意味があり、ユーザーが何かを探すときに、お目当てのものを見つけやすいようする便利なサイトです。例えば、渋谷で美味しいイタリアンを食べたいと思えば「渋谷 イタリアン」と検索すると思います。その検索結果の画面ではトップのあたりには、「渋谷で美味しいイタリアン7選」みたいなサイトが出てくると思います。飲食店でいえば「食べログ」などが有名ですよね。

美容室の場合でいえば、ホットペッパービューティー、楽天ビューティ、ビューティーパークなどが有名です。最近では首都圏でオズモールなんかもよく検索結果で見られます。

美容室のポータルサイト

・ホットペッパービューティー

・楽天ビューティ

・ビューティパーク

・オズモール(首都圏)

なぜポータルサイトから始めるのがよいかというと、Googleの検索結果にはアルゴリズムがあり、定期的に検索結果のアップデートがあります。最近では9月にもアップデートがあったようですね。ここ数年の検索結果の動向をみると、どうしても資本力が強いような大企業ドメインが優遇される傾向にあります。なので美容室のような個人店舗を検索結果の上位に表示させることは結構な難しいゲームとなっています。もちろんやり方もありますが、ちょっと大変です。

ポータルサイトを使うとどんな風にお店が検索されるのか少し数字を使って解説します。

先程の「恵比寿 美容室」というキーワードで検索する場合、「恵比寿 美容室」の月間の検索ボリュームを調べると、月間で平均2,400あります。検索ボリュームツールを使えば、調べたいキーワードのGoogleの年間の平均検索数がわかります。ちなみに僕は検索ボリュームツールは「Ubersuggest」を使っています。

さらにGoogleでは上位からのCTR(Click Through Rate)クリック率がわかったりします。下の表は昨年2021年のGoogleのCTRの平均値です。

順位CTR
113.94%
27.52%
34.68%
43.91%
52.98%
62.42%
72.06%
81.78%
91.46%
101.32%

例えば、「恵比寿 美容室」検索結果の1位が、ホッとぺっッパービューティーの「恵比寿・広尾の人気の美容院・美容室・ヘアサロン」でここをクリックされる数は「恵比寿 美容室」の検索ボリュームが2,400✖️CTR13.94%=334となり、平均でのべ月間で334人の人がホットペッパービューティーのサイトに訪問していることになります。

検索結果でトップに表示されるものに掲載すれば、予約される率が上がります。

なのでまず集客の結果を出したい場合はSERPsの画面から見て、その対策を立てるとよいと思います。この場合は「Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス」とポータルサイトが集客をしやすいことが分かります。

集客のような継続作業はまず「小さな結果」を得ることが大切だと思います。難しいことをやるより、わりと結果の出やすいものから始めて、徐々にできることを拡張していくと良いと思います。

それではまた。

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